東大阪、八戸ノ里(やえのさと)のケーキ店、モンガトウの嫁で菓子職人、長尾久美子です。シェフで旦那の徹と二人でお店をしています。
二人とも菓子職人なので「二人とも作れるなんていいわねぇ」ってよく言われます。
うーん、ある意味いいと言えばいいんですが。
こーんなゲシュタルト崩壊みたいな場面でも手分けして書けるし。
※ゲシュタルト崩壊:同じ文字を見続けると、元の正しい字が分からなくなってくる現象( ゚Д゚)
私の苦手な数字に関する仕事(帳簿付けや確定申告)や、同じことを繰り返すケーキの仕上げの仕事を相方に押し付けられるし(笑)、自分の好きな仕事を全部取れるし(*´▽`*)
(なんかジャイアンみたいやな、私!!)。
不思議と嫌いな仕事も好きな仕事もあんまり被らないんです。
職人としてタイプが違うんですね。
でもね、お店を経営するにはお菓子を作る事だけじゃない。。
営業(売り方)が大事で、それが職人には苦手な人が多いと思います。
だからうちはそこがどうしても手薄になります。
よくある職人さんのご主人と、販売専門の奥様。やっぱりこれが理想的ではないかと思います。
だってうちの場合、二人で作ると2倍出来上がってくるのに売る人がいない。。。。
製造部フル回転で営業がいない会社みたいなもんです(;´∀`)
困りますよね。。
二人して苦手なその営業を一手に引き受けてくれるのが!!!
SNSだ!!!!バーーーン!!ヾ(*´∀`*)ノ
またや、またSNS礼賛が始まった!!(笑)
というわけで、素晴らしいどすなぁSNS💕
モンガトウの敏腕営業マンとして大活躍のSNS
個人経営者の強い味方どす。
※京言葉になってる事には、あんまり意味はありません。
昔、お菓子屋さんを経営する上で一番大切なことはまず、「美味しい事」でした。
だから営業力はあまり必要とされていませんでした。
「美味しければ売れる」とよく耳にしました。
私達の修行時代には、営業に関して教わった事は多くありません。なんとなく空気で感じる?(笑)ぐらいでした。
でも時代はどんどん変わっていきます。ケーキはどこも美味しいです。それほど違いはないのなら、お菓子作りだけじゃなく、新しい事を試し売り方を変えていかなければいけないなぁ。と思います。
そして個人の小さなお店が要求される仕事は、昔に比べて驚くほど多岐にわたるようになってきています。
ひと昔前には考えられなかった事です。
デジタルが大嫌いでパソコンを買う事も大反対した17年前。でも私の大反対を押し切ってパソコンを買ってくれたのはシェフです。同じ職人でありながら私とまったく性格の違うシェフ。このパソコンはもうハンパなく仕事のこなせる奴でした(笑)
今ではほとんど私がパソコンを使っていて、なくてはならない仕事道具ですがね(笑)
今日もお読み頂きありがとうございましたm(__)m