焼き型達

東大阪、やえのさと(八戸ノ里)商店街のケーキ店、モンガトウの長尾久美子です。
今日は、何を隠そうバテブロの日です。

夕べからひんやりとした空気で、シェフのギャグが原因かと思ってマスクをさせてみた。

 

 

というのはウソで、寝冷えが原因のクシャミ連発だったのでマスクを渡してみたところーーー(笑)

今日は、焼き物を集中してやったので、くたくたになってしまい夜の8時半から12時半まで寝てしまう。。。。。
焼き物は体力を使います。その分面白いんですけど。
どんどん焼き上がっていくのが楽しいんです。
私が連続して焼き物をする様子を見た友達は驚いて、
「これ60歳すぎてもやるつもり?」っていいました。何の疑問もなくやるつもりでいたけど
よく考えたら、難しい気がしてきた今日この頃。。。。。

これはコロコロして棒状に整えたディアマン(クッキー)です。


冷凍して切ります。
こうして冷やして切るタイプのクッキーをアイスボックスクッキーっていいます。


栗がぎっしりのタルトが焼けました。

この焼き型はマンケ型って言います。変わった名前です(笑)意味は失敗とかできそこない。
スポンジ型(ジェノワ型)のフチが広がった形をしています。
私が買ったものではなく、モンガトウに昔からあったものです。恐らく40~50年前からあったでしょう。40~50年前というと、日本に洋菓子が広く一般的に普及してきた時期です。
まだまだ洋菓子の歴史は浅いですが、大先輩方のお陰で今の身近な洋菓子があります。

モンガトウは古いお店ですので、こんな伝統的な古い焼き型がたくさんあります。この型も使ってなくて放置されてたのを見つけて、磨いて使っています。
中には見たこともなくて、どうやって使うのか私には分からない型もあります。
私にとってはお宝ですが、一般的に見ればガラクタでしょうね(笑)
古いお菓子型が好きなんです。

で、このマンケ型。昔、フランスで卵白の泡立てに失敗した見習い職人が、「こんなもの出来損ない(マンケ)じゃないか!」って上の人に怒られて、それでも何とかお菓子にしようとバターや粉、ラム酒を加えて焼いたところ、それが評判になって「出来損ないのケーキ」(ガトーマンケ)って名前を付け、専用の型まで出来たとか。
っていういわれはありますけど、「出来損ない用焼き型」にしてはこの焼き型は優れものです。
中身のいっぱい詰まったタルトを焼くときは、タルト型では薄すぎる。そこでタルト型を深くしたようなマンケ型が重宝します。
スポンジ型ではタルト生地を敷きこむのも、型を抜くのも難しいのです。

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図解してみたけど、なんか一番上、スポンジ型が分厚くて土器みたいに見える(笑)

さて、この古い焼き型の数々、最近では古い型はアンティークのインテリアにも使われるということで、私はこのたくさんの型が高値で取引される日が来るまで元気でお菓子を焼き続けなければならないので、頑張ります(笑)
自分もアンティークになる所存です!夢です( *´艸`)

今日もお読み頂きましてありがとうございましたm(__)m

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